アルマンディン・ガーネット
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鉱物名 | - | 和名 | 鉄ばんざくろ石 |
化学組成 | Fe3Al2(SiO4)3 | 誕生石 | 1月 |
結晶系 | 等軸晶系 | 硬度 | 7-7.5 |
比重 | 3.70-4.26 | 宝石言葉 | 友愛、真実、勝利 |
屈折率 | 1.76-1.82 | 語源 | アルマンディンの名称はこの鉱物のもともとの産地である小アジアの町「Alabanda」より「Alabandicus」と呼ばれ、後に「Almandine」になったとのことです。 |
一般処理 | - | 色 | 赤葡萄酒色 |
価格例
アルマンディン・ガーネットとは?
一般的にガーネットといえばアルマンディンを指すことが多いくらい多くの市場で出回っています。価値的にはそれほど高いも のではありません。私事ですが、過去にアルマンディンとパイロープの区別がわからなくなった事がありまして、というのもそれまでは色で判断していたのです が、本によっては、明らかにアルマンディンとパイロープの色が逆になっていたりと混乱したため、某有名鑑別機関に問い合わせたところ色での鑑別は出来ませ ん。あくまでも素材の材質での判断になります。と回答を頂きました。ようは、見た目ではわからないということですね。しかしながら、この手の安い石を鑑別 に出しても鑑別代金の方が高くなってしまうので、結構世の中では鑑別書なしで出回っている方が多いと思います。ですから、アルマンディンと思っていたら実 はパイロープだった。というような事が良くある石でもあります。ただ、両者共にそれほど価値のある石では無いので、どっちでもよいような気もします。
主要な産地
インドのラジャスタン州、スリランカ、アフガニスタン、ブラジル、マダガスカル、タンザニア、アメリカ、カナダなど
アルマンダイン・ガーネット | ![]() |
赤葡萄酒色 | 一般的にガーネットというときは、この2種類の石を指すことがほとんどなくらい多く出回っている。ただ、見た目で、アルマンダインとパイロープを区別することは、一般的には出来ない。あくまでも構成成分的な石分けであり、色分けではない。 |
パイロープ・ガーネット | ![]() |
血赤色 | |
ロードライト・ガーネット | ![]() |
紫みの赤 | ロードライトはアルマンディンとパイロープの中間の成分で構成された石。 |
ツァボライト | ![]() |
緑色 | 緑色のガーネットで、最近特に人気がある。 |
スペサルタイト・ガーネット | ![]() |
オレンジ色 | 日本で売られていることはきわめて少ない石。 |
デマントイド・ガーネット | ![]() |
薄黄緑色 | とても希少な石で、市場に出回ることは極稀。 |