アウイン(アウイナイト)はラピスラズリの組成物の一つで、とてもきれいな青色の宝石です。

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アウイン(アウイナイト)

アウイン
(アウイナイト・アウィン・アウィナイト)
(HAUYNE・HAUYNITE)

アウイン(アウイナイト)はラピスラズリの組成物の一つで、とてもきれいな青色の宝石。

アウイン(アウイナイト)
鉱物名 アウイン(アウイナイト) 和名 藍宝石
化学組成 (Na,Ca)4-8Al6Si6(O,S)24(SO4,Cl)1-2 誕生石

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結晶系 等軸晶系 硬度

5.5-6

比重 2.44-2.50 宝石言葉 高貴、情熱
屈折率 1.496-1.505 語源 ドイツ人鉱物学者『R.J.Hauy』の名が由来
一般処理 - 青色

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アウイン(アウイナイト)とは

アウイン(アウイナイト)は、ネオンブルーのとても綺麗な宝石で、正確には、「イ」が小さくてアウィン(アウィナイト)といい、ラピスラズリの構成鉱物の一つとしては古くから知られています。単体の鉱物としては産出が非常に少なく、かなりの稀少性で、同じ重量のダイヤモンドよりも高いこともしばしばあります。カット石としては、2ct以下のものしかなく、通常販売される大きさとしては、大きくても0.5ctクラスのものしかありません。一般的には0.05ct〜0.3ctが多いです。モース硬度が5.5-6と低く、非常にもろい石でもあるので取り扱いが非常に難しく、加工の際に割れることもよくあります。加工業者によっては、アウイン(アウイナイト)の石留を行っていないところもあります。

アウイン(アウイナイト)という名称は、ドイツ人鉱物学者である、『R.J.Hauy』の名前に因んで命名されました。

アウイン(アウイナイト)は、宝石としての使用に耐えうる品質のものは、ドイツでしか産出せず、とくにドイツのアイフェル地方は有数の産地で、「アイフェルのサファイア」と称されています。ただ実際問題、同じサイズのサファイアを遥かに凌ぐ価格で販売されています。



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