キュービックジルコニア
|
![]() |
||
鉱物名 | - | 和名 | - |
化学組成 | ZrO2(+Y2O2またはCao) | 誕生石 | 4月 |
結晶系 | 等軸晶系 | 硬度 | 7.5-8.5 |
比重 | 6.0 | 宝石言葉 | - |
屈折率 | 2.15-2.18 | 語源 | - |
一般処理 | - | 色 | 無色透明 |
価格例
キュービックジルコニア(CZ)について
キュービックジルコニア(CZ)とは、屈折率がダイヤモンドに近く、硬度もコランダムほどあるいわゆる人工石です。一般の方ではダイヤモンドとの差が非常にわかりにくいのでダイヤモンドの模造品としても利用される事があります。比較してみるとわかるのですが、キュービックジルコニア(CZ)の方がファイアー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きます。
似て非なるものとはよく言ったもので、市場での価値は雲泥の差があります。かたや宝石の王様ダイヤモンド、かたや人工石では比較になりません。100倍〜500倍(もっと?)くらいの差があります。
ただ最近では、ダイヤモンドに対するこだわりや宝石に対してのこだわりが薄れているのか、価格がお手軽で綺麗にみえるキュービックジルコニア(CZ)がジュエリー(?アクセサリー?)としても人気を博しています。持つ人が持てば、ダイヤモンドもキュービックジルコニア(CZ)に見えますし、、キュービックジルコニア(CZ)もダイヤモンドに見えるのです。
キュービックジルコニア(CZ)とダイヤモンドの見分け方
宝石鑑別機関であれば、さまざまな機器をもちいて、簡単にダイヤモンドとキュービックジルコニア(CZ)を見比べる事ができますが、一般の方ではそうはいきません。そこで、簡単な見比べ方法を解説します。
10倍くらいのルーペがある場合
カット面を見れば一目瞭然です。ダイヤモンドは圧倒的な硬度のため、カット面が鋭利的ではっきりくっきりとしているのに対して、キュービックジルコニアは、多少硬度が低いために、カット面が多少だれています。ようは、ちょっとぬるっとした感じに(わかりにくい?)なっているということです。

ダイヤモンドと比較出来る場合
前述の通り、キュービックジルコニアはファイヤー(ダイヤモンドからでる分散した光が虹色にみえるもの)が強く、光がより虹色に輝きますので、比較したときに、異常に虹色に輝いていれば疑いありです。 ただ、この場合はダイヤモンドが汗やホコリで汚れていると、同じような輝き方をする事があるのでちゅういが必要です。